torrentファイルを作成できるツールはいくつかあるが、その中でもシンプルなのがmktorrentコマンド。
Ubuntu、Debian、Arch Linuxなどのtorrentファイルもmktorrentコマンドで作成されているようだ。
(ちなみに、torrentファイルのメタデータはtransmission-showコマンドで確認できる)
使い方
mktorrent [共有したいファイル、もしくはディレクトリ]
基本はこれだけでよい(この場合、トラッカーなしでDHTのみを使ってピアを見つけることになる)。拡張子が.torrentのファイルが作成されるので、torrentファイルをBitTorrentクライアントに渡せばファイル共有が始まるはず。
トラッカーを指定したいときは-a、web seedを指定したいときは-wをオプションで使う。
(なお、mktorrent --helpの説明だと、トラッカーが最低一つは必要と書いてあるが、これは古い情報のようで、実際はトラッカーなしでもエラーは出力されない。このあたりのコミットで修正されている
https://github.com/pobrn/mktorrent/commit/a6e476272ce797eea804265ecc07c90674c44bc3
https://github.com/pobrn/mktorrent/commit/77bc7d745bf53075989c804cc6434123201102dc
)